公開日:2025年04月17日 / 更新日:2026年05月07日
Microsoft ClarityとGoogle Analytics 4 (GA4)は、どちらもウェブサイト分析に有用なツールですが、得意分野が異なります。両者を連携・補完し合うことで、より深く、多角的なサイト分析が可能になります。
>Microsoft Clarityの導入から使い方まで解説TOP
連携のポイントとして、GA4で「何が」起こっているか(量的傾向や課題)を発見し、Clarityで「なぜ」そうなっているのか(質的な理由や具体的な行動)を探る、という使い分けが基本となるでしょう。
Clarityの設定画面からGA4プロパティと連携させることができます。

執筆当初(2025年4月)では、ClarityとGA4の連携機能は非常に限定的で、メリットは限られていましたが、現時点(2026年5月)では推奨しています。
ECサイト(≒Purchase イベントを送信しているアカウント)でコンバージョンヒートマップが利用できるようになり、GA連携のメリットが大幅に拡大しました。
以前は「GA4のデータの一部をClarity上で見れる」というレビューでしたが、最新版では「推奨」項目です。今後の機能拡張や統合も期待できますので、Clarityユーザーはぜひ連携を進めましょう
Microsoft公式ドキュメントでも、GA4のセグメント連携や再生URL送信はサポートされていない旨が明記されています。
参考: Microsoft Learn – GA4 Integration
連携機能の限界を踏まえ、以下のようなフローで両ツールを補完的に活用するのが現実的です。
※例: 特定のページの離脱率が高い、特定のデバイスでのCVRが低い、特定の参照元からのセッションの質が低い(滞在時間短い、CVしない)、目標到達プロセスでの離脱が多い。)
※例: 「モバイルでのCVRが低いのは、フォームの入力がしにくいからではないか?」
※例: デバイスが「モバイル」で、かつ「フォームページを閲覧した」セッションに絞り込む。)
※例: フォーム入力中に何度もタップし直している(デッドクリック)、特定の項目で入力を諦めている、エラーメッセージに気づいていない。)
※例: モバイルでのフォームの入力欄サイズを調整する、エラー表示を分かりやすくする。)
このように、GA4の「量的データ」とClarityの「質的データ」を行き来しながら分析を進めることで、データに基づいた的確なサイト改善が可能になります。
Google広告とClarityの連携も、GA4同様に簡単に設定可能です。
Google広告との連携をしなくても、フィルターを適用(Google広告側の自動タグ設定をオフにしていなければ、「ソース(utm_source) / 中型(utm_medium)(※すごい翻訳ですが…)」を「google / cpc」とすることで、Google広告経由のセッション分析は可能です。
今のところ機能は限られているため、こちらは「Google広告のデータの一部をClarity上で見れる」という認識でよいでしょう。
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