Microsoft Clarity が無料な理由ほか利用規約やプライバシー保護について

公開日:2025年04月17日 / 更新日:2026年06月26日

Microsoft Clarity が無料な理由ほか利用規約やプライバシー保護について
    

>Microsoft Clarityの導入から使い方まで解説【TOP】

最終更新:2026年6月(クロスドメイン仕様の更新は2025年12月22日に反映済み)。料金・データ保持・プライバシーの最新仕様に対応。
結論:Microsoft Clarityは、サイト数・トラフィック量・データ量に上限のない完全無料ツールです。サービス開始(2020年)から現在まで一貫して無料で提供されており、有料プランは存在しません。

無料で提供できるのは、収集した匿名のユーザー行動データを、MicrosoftCopilotなどのAI開発・製品改善に活用しているためです。つまり料金の対価は「データの提供」であり、ここに同意できるかどうかが導入判断のポイントになります。

なぜ完全無料なのか

Clarityが無料なのは、ツール利用料ではなく「匿名化されたユーザー行動データのAI活用」を主目的にしているからです。収集データはMicrosoftAI開発・サービス改善に使われます。料金は一切かかりませんが、データがAI学習に使われることへの同意が前提となる点だけは押さえておきましょう。

データ保持期間は通常30日・最大13ヶ月

Clarityのレコーディングは原則30日間保持されます。「お気に入り」に登録した録画と、ランダムにサンプリングされた一部の録画のみ、最大13ヶ月間保持されます。ヒートマップも通常は直近30日のデータから生成されます(期間は変更可能)。

長期で残したい録画は、消える前に「お気に入り」登録しておく必要があります。なお、録画データの動画ダウンロードや個別削除はできません。

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DNT(追跡拒否)には応答しない

Microsoft Clarityは、ブラウザのDo Not Track(DNT)信号に応答しません。そのため、ユーザーがブラウザ設定で「追跡しないで」と表明していても、Clarityによるデータ収集(レコーディングやヒートマップの記録)は通常どおり行われます。DNTをオンにしているユーザーだけ自動的に除外される、という挙動にはならない点に注意してください。

同意取得やオプトアウト手段をDNT任せにできない為、サイト運営者側で次の対応が必要になります。

  • 通知:Clarityでどのような情報を収集・利用しているかを、プライバシーポリシー等でユーザーに通知する(または容易に知りうる状態に置く)
  • 同意・オプトアウト:改正電気通信事業法(外部送信規律)やGDPR/CCPAに沿って、Cookie同意の取得かオプトアウト手段を用意する
  • Cookieの明記:ClarityはユーザーID付与・セッション管理のためにファーストパーティCookieおよびサードパーティCookieを使用するため、Cookieポリシーにその利用を記載する
代表アイコン

DNTで自動的に守られる前提は捨て、同意取得はCookie同意管理ツール(CMP)などでサイト側で実装するのが良いでしょう。

 

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