公開日:2025年04月17日 / 更新日:2026年09月03日
結論:Clarityの初期設定でまずやるべきは「マスキング」と「関係者アクセスの除外」の2つです。とくにマスキングは設定した時点以降にしか効かないため、導入直後に済ませておかないと取り返しがつきません。
このページでは、Microsoft Clarityを導入したあとに行う初期設定をまとめています。個人情報を守るマスキング設定、自社・社内のアクセスを分析から外す関係者除外、言語や日付形式といった基本設定、そしてGA4との連携までが対象です。
まだタグを設置していない場合はClarityの導入方法(WordPress/GTM/手動の3通り)から先に進めてください。会員種別やフォーム到達などサイト独自の情報でセッションを絞り込みたい場合は、応用編のカスタムタグ・カスタムフィルターを参照してください。
>Microsoft Clarityの導入から使い方まで解説【TOP】

アカウント登録後、またはプロジェクト設定画面から以下の基本設定を確認・変更できます。
個人情報保護のため、マスキング設定は重要なチェック項目です。
特に、外部の事業者とデータの共有を検討している場合は、導入後すぐに行う必要があります。
自動でマスクされない、マスキング設定をコントロールしたい場合は、手動マスキングが有効です。
セレクタ例
form
.privacy-info
(例)div要素に属性を追加
<div data-clarity-mask="true"></div>
参考: Microsoft Learn – Masking content
自分や社内関係者のアクセスデータを分析から除外するための設定です。

IPブロッキングでは不十分な場合に、より確実に内部アクセスを除外する方法です。GTMの利用が前提となることが多いです。
プラットフォーム連携でClarityを導入している場合、プラグインの設定などで、管理画面にログイン中のユーザーに対して配信を除外する設定をします。
CMS(WordPress等)にログインしていかどうかをカスタムJavaScriptで判定し、ログインユーザーのアクセスではClarityタグが発火しないように設定します。
サンプルコード
function() {
return document.getElementById('wpadminbar') !== null ||
window.location.pathname.indexOf('/wp-admin/') !== -1;
}
(※)判定できないケース
・ユーザーが functions.php やプラグインで管理バーを無効にしている
・ダッシュボード以外の管理系画面(たとえばカスタムログインやAjax)
関係者に特定のCookieを付与し、そのCookieを持つユーザーをカスタムタグで識別してClarityのフィルターで除外します。
関係者がアクセスする際に特定のUTMパラメータを付与したURLを使用し、そのパラメータを持つアクセスをClarityのフィルターで除外します。一時的な用途に適しています。
ClarityとGA4を連携させることで、Clarity内で一部のGA4データを確認できます。
現時点(2025年4月)では連携させることで得られるメリットは多くありません。とはいえClarityとGA4、どちらも頻繁にアップデートがありますので、今後の機能追加に期待して、連携を開始しておくのもひとつの選択肢です。
これらの設定を行うことで、Microsoft Clarityをより安全かつ効果的に活用する準備が整います。
設定が完了したら、使い方(運用方法)をみてみましょう。
configuration
Microsoft Clarity
コンテンツ一覧
ディー・エム・エヌ合同会社|dmn llc.
dmnwは渋谷・世田谷を主な拠点とする広告代理店ディー・エム・エヌ合同会社が提供する、ホームページ×SEO×MEOに特化したサブスクサービスです。全国対応、あらゆるウェブマーケティングをワンストップで提供します。